食材の仕入れには、卸業者に依頼すると良い

飲食店を営業されている方にとって、より良い食材を安く仕入れることが大切です。ご自身で、良い食材の仕入れ先を見つける努力をすることに関しては、感心するばかりです。しかし、どのような食材でも産地が重要になりますので、全国各地に出向いて、産地の健康で安く提供できる業者を見つけることは、決して簡単なことではありません。

生産する業者及び、販売する業者の間で、効率よく良い食材を、リアルタイムで提供できる力があるのが、卸業者です。販売をしているわけでもなく、生産をしているわけでもないので、食材の仕入れに関する仲介業者としての能力しかないと思われがちですが、物流費用を安くすることに関しては、卸業者に依頼することによって、安い費用でお客さんに商品を提供できることもあります。

卸しの中抜きという言葉が以前にささやかれたこともあります。販売業者と生産地が直接取引をしていれば、中間マージンが発生することなく、お客さんに安くて良い品質の食材を提供できると考えられるからです。しかし、余程大きな生産地で、確実に食品などを提供できる生産地でなければ、販売業者にとっては、提供する食材がなくなる可能性もありますので、営業をすることができなくなる可能性もあります。

卸業者は、いわゆる商社だと理解していただければよろしいです。全世界で活躍している大手の商社はたくさんあり、より良い食材を仕入れるルートを持っています。卸業者は、材料を確保するだけの位置づけだと思いがちですが、材料を提供してもらえる業者を確保すること自体が難しいのです。全世界のより良い品質の材料を確保できるならば、大手商社に仕入れをお願いすることもムダではありません。

大手の卸業者、商社ならば、例えば、天候不良などで、材料の確保が難しくなった場合でも、多くの取引先があるので、対応してくれます。材料を確実に確保できることで、少々の費用がかかりましても、ご自身ではなく、業者にお願いする店舗もあります。
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最近では、大手の小売店や飲食業者が、農家と提携をして、WinWinの関係を築いていることもありますが、そこまでの体制を築くためには、相当の努力が必要です。材料を提供する側にとっては、常に購入してくれる業者でなければ安心できませんし、販売する業者にとっては、不足の状態であっても、安定的に供給してくれる業者を求めるはずです。

大切なことは、消費者が満足できる商品とサービスを提供することです。それを忘れては、全ての業者の経営は立ち行かない状態になります。